生産技術は製品分野の数だけ幅がある
多様で困難な課題解決にみんなで知恵を出し合っていく
生産技術開発の部署で、制御に関するところを担当しています。現在は、物流倉庫から生産ラインまで、部品を運ぶプロセスについて、自動化装置の開発に取り組んでいます。
これまで車載や民生向けなど、いろいろな製品の生産設備や装置設計に携わってきました。例えば車載製品は比較的大きいため、ロボットを使って製品の組み立てを行います。民生向けなどの小さな製品では、1秒またはそれ以下という速さで、繊細に組み立てなくてはいけません。製品それぞれに適した動き・機能を持った生産設備が必要であり、課題も異なります。チーム内や、関係する部署の担当者で知恵を出し合い、ベストな解決策を考えるのですが、これが難しい!それだけに、それを乗り越えて量産が始まると、達成感がありますね。
「自分の売り物」を持ち、磨いていくことが大切
価値観の再構築を目指し、社内制度で1年間の海外派遣へ
当社の創業者が、次のような言葉を残しています。「企業は潰れやすい。しかし企業が瓦解しても、個人が潰れるわけにはいかない。常に人は自らの売り物を持て」この言葉の通り、技術者として売り物を持って仕事に取り組まねばと、常に意識をしてます。とはいえ仕事で求められるスキルを独学で身に付けるのはとても難しいのですが、当社には技術者を対象とした研修制度があります。この研修で補いきれないものは、例えば、うちの部署内では独自の研修が準備されており、適宜実施しています。職場には、がんばる意欲を支えようとする空気と、チームワークのよさがあります。
実は会社の海外トレーニー制度で、チェコの現地法人に約1年間派遣されることが決定しています。目標は、自分の価値観を再構築すること。いろいろな意見に触れて、ベストな解決策を見出せるようになることを目指します。
6:30
起床
8:20
出社
1日の予定とメールを確認します。
9:00
午前の業務開始
3D CADで装置設計 創造性を必要とする業務はなるべく午前中に行います。
12:50
昼食
社員食堂で昼食。
13:35
午後の業務開始
装置を投入する予定の現場担当者と打ち合わせ 課題と今後の対応をすり合わせ。
15:00
デスクワーク
翌日の会議資料の作成など、事務作業を中心に対応します。
18:00
帰宅
20:30
勉強、読書
英会話を練習したり、ビジネス書籍を読んだり。
23:00
就寝
チェコ共和国第2の都市ブルノの自由広場。アルプスアルパインのチェコ現地法人拠点からもほど近い場所です。
「海外トレーニー制度」は、若手社員を対象に海外現地法人へ1年間派遣。実務を通じて、海外ビジネスを学ぶ制度です。海外での業務や生活を体験することで、文化・慣習への理解を深め、同時に語学を習得。国際的な視野と思考力・行動力を持った「グローバル人財」の育成が目的です。希望者が申請し、社内選抜を経て毎年数名程度を派遣しています。