私たちは「アルプスアルパインは人と地球に喜ばれる新たな価値を創造します。」を企業理念に掲げ、社会や地域とよりよい関係を築き、事業を通して持続可能な社会へ貢献することを使命としています。
環境に配慮した事業活動では、「脱炭素」「資源循環」「自然共生」の3つの視点を重し、2050年度にはバリューチェーン全体の温室効果ガス排出量ゼロとする目標を設定。気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)(※)に賛同を表明し、気候変動関連リスクと機会の分析を行い、その結果を事業戦略につなげることで、持続可能な成長とリスクへの適切な対応を目指しています。
また、経営戦略・事業戦略と人財戦略を連動し、現在進行中の第2次中期経営計画における重点施策に「人財育成と働きがいの醸成」と「ダイバーシティ&インクルージョン」を掲げて、女性の活躍推進や障がい者雇用、男性の育児休業などを促進。アルプスアルパインの人権尊重の考え方を明文化した「グループ倫理規範」の周知を徹底するとともに、外国人の採用促進やLGBTQ+&ALLYネットワーク活動など、具体的な活動を進めています。
さらに、私たちの海外展開での姿勢である「その国に役立ち その国に根付く」を地域貢献活動にも反映して活動を実施。各拠点工場では周辺の清掃活動を行い、夏には地域の皆様も参加する夏まつりを盛大に開催しています。
※気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)
金融安定理事会(FSB)により設置された組織。企業が気候変動のリスク・機会を認識し経営戦略に織り込むことは、TCFDの報告書でもその重要性が言及されています。環境省は、報告書を踏まえた民間の取組をサポートしていく姿勢を示し、TCFDに対して正式に賛同の意を表明しています。
サステナビリティ/脱炭素社会の実現
サステナビリティ/TCFD提言に基づく情報開示
サステナビリティ/人財マネジメント/人権の尊重
「仙台開発センター(古川)」は、最先端技術を導入して空調負荷や外気導入量、照明設定などを最適化。再生可能エネルギーを導入するなど、地球環境に配慮しています。
大田区が目指す「ものづくりのまち大田」の青少年人財育成の教育講座として開催している「大田ものづくり・科学スクール」。
地域と共生し、地域とともに持続的な発展を目指すアルプスアルパインは、さまざまな活動を行っています。東京本社では、地元大田区の中学校の生徒へSDGs教育の一環として会社見学と説明会を実施。また大同じく本社では田区と連携し、「大田ものづくり・科学スクール」を定期的に開催しています。これはアルプスアルパインの社員が講師として行う工作教室で、2003年から活動を継続。現在までの参加者は累計で約2,800人を超えています。
サステナビリティ/社会貢献