プレゼン&メッセージ

伝えたいひと言

技術者に大切なこと②
目標に向け集中し、
明日の可能性を描く好奇心を磨く。

第1ソフト技術部 部長 遠藤康弘

【ソフトウェア技術部】
クルマのさまざまな機能をソフトウェアで開発

当社のソフトウェア開発は、製品企画から製造まで一貫して社内で行っていることが大きなメリット。ユーザーやクライアントの要望などを、いち早くソフトウェアで実現できます。それにソフトウェア開発の担当者も、システムをつくってそれを製品に搭載し、実際にどんな動きをするのか、自分の目でじかに確かめることができます。
私の部署では、車載分野を主に担っています。今後、車は大きく進化していきますから、ナビゲーションやサウンドのシステムもインテグレーションされていくでしょう。そのため、年々ソフトウェアの比重が高まってくることが予想されます。

将来、自動運転が実現した時、運転以外の楽しみはどんなことだと思いますか。
私は2つあると思います。一つにはやっぱり映像系ですね、映像や音楽。そこは必須です。二つ目は、いかにくつろげる空間とするかではないでしょうか。その実現には、社内の他の開発部門との連携はもちろん、外部のシートメーカーとの協業なども必要になってくると思います。エンターテインメントと癒しを組み合わせて、リラックス感を味わえるような空間にしたいと考えています。

【エンジニア】
没頭できる世界がある仕事

新しいことの開発ですから、私もやる前から判断できないものがたくさんあるんですね。なのでまず、やってみってみようと。会社全体でも、よくチャレンジや挑戦という言葉が出てきてますので、チャレンジして失敗しても責められない企業文化があるのではないでしょうか。そうした背景もあって、とにかくいろいろ新しいことをやってみようと思っています。

変化を楽しめる人に、来ていただきたいと思いますね。技術の進化は速いし、日々、目の前の仕事で手一杯になりがちです。だからこそ常に新しいことを見て、刺激を受けてる人がいい。そういう人が私たちの職場で、伸び伸びと楽しそうに仕事をしてくれれば、チーム全体に活気が出てきます。

ソフトウェア開発の仕事を楽しんでやれるのは、自分でコツコツいろいろやってみるタイプでしょうか。自分の世界に没頭できる人が、楽しそうにやっていますし、他にも、人とのコミュニケーションが得意な場合は、他部門との調整やプロジェクトをまとめる仕事に生きがいを感じている人もいて、部内にはいろいろな個性をもっているメンバーが働いています。この会社なら自分の適性と希望に応じて、成長の方向性を選択することはできると思います。
部内のメンバーが毎日の仕事を楽しむ気持ちを持って、新しいものにアンテナを張りながら「次」のことを考えていけるように、環境をつくっていきたいと思っています。

コラム

当時滞在した中国遼寧省瀋陽市。世界文化遺産に登録されている清朝の故宮など、数多くの旧跡があります。

本人コメント

大変だったことほど、大きな糧に
言葉の壁を乗り越えて開発を遂行しました

若い頃に、中国のソフトウェア開発企業と協力して、ナビゲーションシステムを世に出しました。当時ナビは新しい製品で、中国ではまだ車があまり普及していませんでした。そんな状況で、ナビゲーションシステムを含む車載製品を開発してもらわなくちゃいけない。お互い、拙い日本語と中国語を交えながら、何とか製品をカタチにしていきました。できあがりをイメージできない人に物を作ってもらう大変さと、チームワークの大切さは、あの頃に学びました。今でも自分の中で、大きな資産となっています。

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