プレゼン&メッセージ

伝えたいひと言

技術者に大切なこと①
やりたいことをやり続ける力を持ち、
未来をつくる心意気を忘れない。

開発部 部長 寺尾博年

【開発部】
チャレンジがミッションの場

開発部は、新製品や新事業を創出するというミッションで、5年から10年先ぐらいを見据えたテーマを担当しています。
アルプスアルパインのコア技術は、世界の市場で強いアドバンテージがあります。それをさらに進化させていくことは、私たち開発担当者の大きな役割です。そして、さらにその次のコア技術を開発していくこと。世の中にないもの、新しい価値をここから生み出していきたいと考えています。

「人に賭ける」空気は昔からありましたし、やりたいことへチャレンジすることに関しては、とても寛容な会社だと私は思っています。開発部は特にチャレンジの連続だと思いますから、どんどんやってほしい。むしろそれが開発部の仕事ですから、とにかくチャレンジしてもらうしかないと考えています。
そうしたなかでも、原理原則だけは外して欲しくない。何かやったらうまくいったのでこれで終わり…ではなくて、なぜそういう現象になったのかまで落とし込む。そうやって修得した技術は、将来また使えます。取り組みを続けている限り、技術は裏切らないというか、そこをベースにいろんなことをまた展開できます。

【エンジニア】
未来をつくっていく仕事

私は、技術者としてどのように成長していくのかという視点で、一人ひとりを見ています。
自分はこの技術で、この製品を担当している。たとえこの製品がなくなっても、自分にはこの技術がある。そう言える技術があれば、その技術はまた別の機会に使えることがあります。自分の強みといえる技術は何かを、考えながら取り組んでほしいと思っています。

「未来」って、どこかで誰かがつくってくれるようなイメージではないですか。でも、結局は誰もつくってはくれない。私たちエンジニアは、それができる唯一の仕事なんだろうと思うのです。「未来はこうなんだろうな」と思ったものを具体化するのは、きっと自分たちしかいない。私たち技術者が未来を想像して、未来をつくっていく、創造していくんだよということを、工学部の学生たちに話す機会がある際によく話します。
それは私が工学部を選択して、エンジニアになろうと思ったときもそうでしたし、今でも変わっていません。
アルプスアルパインで、一緒に未来を考えていきましょう。

コラム

若手エンジニアだったころから携わった技術について、とりまとめた学位論文。一人の技術者が、納得できるまで取り組んできた結果です。

本人コメント

自分の専門としている分野の技術では
今でも現場技術者の視点で見ることがあります

これは開発部内でよく言っていることですが、活動そのものを社内で終えるのではなく、例えばある程度目途がついたところで、外の学会などに出してみなさいと。そうすると、自分の技術が今どれくらいのレベルなのかということが分かります。積極的に外に出るように、促しています。意識的にそうすることで、自分の技術力が外ではどれくらいなのかも分かってきますし、自分に何が足りないのかも分かってくる。そうすると、自分の仕事はどういう位置づけなんだろうということを、改めて振り返る機会にもなると思ってます。そうやって磨いた技術は、エンジニア自身の専門性となっていきます。

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