職種&先輩社員紹介

品質保証

グローバルな開発に必須のEMC評価は、製品の最終関門。
勉強を欠かさない姿勢で、信頼を重ねていきます。

職種:品質保証
専攻:電気・電子系
入社年:2012年 新卒入社

Profile

学生時代からゲーム好き。アルプスアルパインに興味を持ったのも、ゲーム機器に製品が搭載されているから。昨年発足した、マジック:ザ・ギャザリングの社内サークルに加入。また違ったゲームの楽しさを味わっている。

EMC試験は電気・電子機器の必須課題
国や地域が定める規格に適合していることを証明していきます

EMC(Electromagnetic Compatibility:電磁両立性)って、聞きなれない言葉ですよね。電子機器が発する電磁妨害波(ノイズ)が他の電子機器に影響を与えず、また逆に影響を受けないための耐性のこと。私の仕事は、それを評価する業務です。当社の製品がノイズの影響を受けないか、ノイズを出して他の機器に悪影響を与えないかを調べます。
電磁波という目に見えないものを捉える仕事なので、すごく難しい。それに、国内外の電波法とも関わってきます。勉強しなければならないことがたくさんあって。でも、日々勉強できるのはけっこう楽しいとも思っています。私たちの仕事は、製品としてカタチになったものを最後に評価すること。もし見逃しなどがあれば、そのまま世に出てしまいます。それはぜったいに食い止める!と緊張感をもって、取り組んでいます。

学校を卒業してから、本当の勉強が始まるのかも
だから勉強したい、成長したいを応援してくれるのがうれしい

電磁気学は、難しい分野だと思います。10年やっていても、まだまだ勉強が必要なのですが、がんばったかいあって、国際規格のEMCエンジニアの資格を取得することができました。その時に思ったのは、アルプスアルパインは自ら能力を伸ばそうとすれば、サポートしてくれる会社だということ。当時、資格を取るためには知識が足りなかったので、セミナーに参加したいと考えたのです。全14回のセミナーで受講料は高額のうえ、会場まで出かける旅費も必要でした。それを上司に相談すると、快く認めてくれて、すべての費用を会社が負担してくれたのです。とても価値のある資格ですが、このサポートによって取得できたと思っています。
アルプスアルパインは、社会人になっても勉強したい、仕事を通して成長したいと思う人には、お勧めの会社だと思います。

コラム

EMC評価ラボ内の電波暗室。実際に車を室内に入れて、実験を行います。

EMCに関するさまざまな国際規格にも対応可能な
アルプスアルパインのEMC評価ラボ

「EMC評価センター」は、2011年に仙台開発センター(古川)に開設されました。グローバルな各種EMC規格・規定に対応できる評価施設として、製品開発のスピードアップを目指したものです。
内部はEMC評価電波暗室と、アンテナ評価電波暗室の計6基を設け、延べ床面積は2220平方メートル。EMCラボとして「A2LA認証」(※)を得ています。


※A2LA認証 
ISO/IEC17025に基づき、信頼性の高い試験の品質管理体制が構築されているという証。

長岡開発センター野球部が、2023年 日本スポーツマスターズ新潟県大会にて優勝。部員約20人で、週1回、仕事後や日曜日に練習中。

いろいろな種類の社内サークルで
充実したワークライフバランスを応援

アルプスアルパイン社内にはスポーツ系、文化系、エンタテイメント系など、さまざまなクラブ・同好会があります。もちろん、新たに活動を立ち上げることもできます。会社も活動をサポート。本社や事業所ごとに、活動内容や形態もそれぞれで、自主的に運営しています。社内外の大会・試合へ出場したり、地域活動に加わるなど活動の幅を広げています。