自動運転にも重要な要素となるハンドル操作の検出
「世界初」の実用化には、いろいろな課題が待ち受ける
当社のコア技術に、静電容量技術があります。人の指などが近づいた時の静電容量の変化から、指の動きを検出する技術です。スマートフォンやタブレットなどでなじみ深い、タッチ入力にも用いられているといえば、分かるのではないでしょうか。現在は、指が触れない、離れたところからでも、指や手の位置を検出できる高感度な技術があります。
私が担当しているのは、その技術を使った車載製品で、ドライバーのハンドル操作状況を検知するもの。自動運転では、ドライバーがハンドルを握っているのかどうかの認識は重要なファクターです。自動運転ON/OFF切り替えに判断要因となるからです。新しい製品なのでいろいろ課題もありますが、それを解決して前へ進んだ時や、発案したアイデアで問題解決できた時には達成感があります。それがやりがいでしょうか。
研究者としての好奇心が常に刺激される仕事で
世の中の暮らしを支えていきたい
私は数学が好きで、何事も基礎を押さえたいという願望がありまして。アルプスアルパインは表に出てることのない黒子的な存在ですが、しっかり世の中の暮らしを支えている。そこが私の志向ととても合っていると感じます。それと、学生時代の研究室では新規材料の研究をしたり、1年間研究所に通ったり、新しいことに取り組むことが多々ありました。入社後も新規製品の開発に携わること多く、それを「おもしろい」と感じるので、新しいことにやりがいを感じるタイプなのかなと思います。
やっぱり、自分が好きなこととか、子どものころからの興味は大切にしてほしいと思います。私は自分のビジョンや好みとマッチした仕事なので、入社してからとても満足度が高い。「なぜ?なぜ?」の連続で、研究心をくすぐられ続けています。
アルプスアルパインは、技術や製品の幅が広い会社です。きっとあなたの好みのものも、見つかると思いますよ。
製品・技術情報/技術情報・トピックス/高感度静電容量技術
8:00
起床
9:00
フレックスで出社
9:30
業務開始
メール確認/測定データ解析
11:00
チームミーティング
部署内部での進捗確認/方針検討
12:00
昼食
12:45
午後の業務開始
資料作成/サンプル準備
14:00
社内ミーティング
関連部署との進捗確共有/方針検討
19:00
帰宅
20:00
夕食後、家族とまったり
24:00
就寝
「CEATEC 2022」に出展したステルス空中インターフェース。空中に浮いたアイコンを操作すると、画面が切り替わる。
機器に触れず、空中に浮いたアイコンで操作ができる非接触操作デバイス。「CEATEC 2022」(※)でキーテクノロジー部門準グランプリを獲得した製品です。自動運転車の操作パネルなどでの使用を想定しており、近未来の快適な車室内空間を実現します。高感度静電容量検出技術による空中入力と、再帰性反射技術を応用した映像の空中表示を同時に実現。新たな非接触次世代HMI(Human Machine Interface)製品です。
※CEATEC
アジア最大級規模のIT技術とエレクトロニクスの国際展示会。