職種&先輩社員紹介
開発設計
職種:開発設計
専攻:ソフトウェア・情報系
入社年:2019年 新卒入社
この先、「ハプティック® リアクタ」はもっと使用用途が広がっていくだろうと予想している。人が触るところは、すべて置き換わっていくかもしれない。視覚や聴覚と並んで、触覚も生活に重要なフィーリングになっていくと考えている。
学生時代から研究してきた振動アクチュエータ
もっと追究したい!と開発設計を希望
振動アクチュエータって、分かりますか?ゲーム機やスマートフォンなどを操作すると、振動して機器からのフィードバックがありますよね。あの感触をつくり出すデバイスのこと。アルプスアルパインでは「ハプティック® リアクタ」という製品で、タッチ感やクリック感などの触覚フィーリングを、振動によって表現します。私は、そのパソコン向け製品の開発設計を担当しています。
もともとゲームが好きで、その関係する仕事に就きたいと考えていました。アルプスアルパインはゲーム機器向けの製品も多数手がけていたので、興味を持ちました。学生時代も振動アクチュエータを研究していたので、今の仕事はまさしく希望の仕事。入社以来、ずっと振動アクチュエータに携わっています。担当の製品は、小型・薄型化を求められるものが多いのですが、サイズを小さくしても性能は落とさない!ということに苦心しています。
強みを十分にアピールするためにも、中途半端ではいけない
ピンポイントで魅力ある「目立つ」製品を開発したい
アルプスアルパインには歴史が長く、実績も豊富な製品がたくさんあります。そうした製品を扱う部署には、ベテラン技術者が大勢います。でも、私が所属する部署は立ち上げから、まだ間がなく、メンバーも経験の浅い技術者が大半です。それだけに、部署では「みんなで協力しないと、他の製品に引けを取ってしまう!」という危機感があって、お互いに助け合うチームワークがとてもいい職場です。分からないことは教え合い、意見交換も活発に行っています。
私自身は製品を開発する時に、「とにかく目立つこと」を考えています。何に特化した製品とするのか…という「戦略」ですね。お役様はこういったものを望んでいるはず、というところをピンポイントでマークし、それに特化しています。世界最薄とか、省電力No.1とか。あと3~5年ぐらいのうちには、業界のなかでもひときわ目立つ振動アクチュエータを開発しますよ!期待してください。
製品・技術情報/技術情報・トピックス/HAPTIC™
7:30
起床
8:00
出社
8:20
業務開始
8:30
チームミーティング
関係部署との連絡を行う 試作部品も発注手配
12:45
昼食
社食で日替わりランチ
13:30
試作品のモデリングやシミュレーション、試作組み立てなどの業務を行う
19:00
帰宅
今お気に入りのゲームに取りかかる
2:00
就寝
リアルな感触を再現する「ハプティック® リアクタ 」。あなたのゲーム機にも搭載されているかも。
機器を操作した時に、その触感を振動や動きによって再現し、指先に伝えることで人にフィードバックする「ハプティック® リアクタ」。ゲーム機、スマートフォンを始め、家電、パソコンなど身の周りのさまざまなものや、自動車の運転席周りの各種機器などにも搭載されています。ユーザーインターフェースやユーザーエクスペリエンスにも大変重要な技術の一つであり、VR/AR(拡張現実/仮想現実)でも注目されています。