職種&先輩社員紹介

経営企画

脱炭素社会の実現という大きな目標へ
数十年の長期的視点で取り組み課題を考えています。

職種:コーポレートスタッフ
専攻:ソフトウエア・情報系
入社年:2004年 新卒入社

Profile

学生時代には研究に向き合う時の考え方、プレゼンテーションの方法など、仕事で基礎となるものを学ぶ。それをベースに、あまり専攻にこだわりすぎず、興味あること、やってみたいことにチャレンジしてみればいいと考える。

グローバル各拠点の環境データを分析、
国際的な開示要求への対応や、今後の取り組み課題を検討しています

近年、サステイナビリティ…持続可能性は企業にとって大きなテーマです。10年、20年、30年先まで会社を持続させるために、必要なことを考えて対応していこうというもの。ESG(E: 環境Environment、S:社会 Social、G:ガバナンス Governance)やSDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)など、さまざまな課題が挙げられています。そのなかで私の担当は、脱炭素社会の実現です。当社にはグローバル規模で関係会社がありますので、それぞれのCO2排出量など環境に関するデータを収集して分析。今後、どういったことに取り組んでいけばいいのかを検討していきます。
また、お客様や国際的な団体から、温室効果ガス排出量などのデータ開示を求められることがあり、その対応も重要な業務です。「2050年にカーボンニュートラル実現」というのは、日本を含め多くの国々が目指している目標です。世界がそこに向かって、努力していることを感じます。

エンジニアの視点で考える環境問題は
会社全体を巻き込んで未来を見据えていく

私は入社して15年ほど、カーオーディオやナビゲーションシステムのソフトウェア開発に携わってきました。はた目には、随分異なる分野への異動だと思われるかもしれません。でも、データを取り扱って、そこから課題を抽出することは、共通するものがあります。それに企業では今、いろいろなものがICT化しつつあり、環境問題への取り組みにもそうした視点が必要になっています。私のような、理系をベースに持った人財が求められていたタイミングでした。
技術者として、ものづくりに関わることはとてもおもしろい。お客様やドライバーが期待していることを考え、それに応えていくのはやりがいがありました。今はものをつくる仕事ではありませんが、向き合うのは社会や世界。2030年や2050年など、大変長期にわたる視点で当社がどうあるべきかを考える仕事です。そうした仕事ができる部署は、社内を見渡しても多くありません。長期的な方針の立案やロードマップの企画には、現在取り組んでいるデータ整備が不可欠です。
大きな目標へ向かって、今は風土を醸成中です。これから入社される方々と、力を合わせていきたいと思います。

コラム

温室効果ガス(GHG)排出量削減計画
※スコープ1:自社の燃料の燃焼などで直接排出されている温室効果ガス
※スコープ2:社外で発電し購入している電気の使用で、間接排出されている温室効果ガス

欧州生産拠点では再エネ率100%を達成
2030年にはグループで100%を目指しています

アルプスアルパインはグループ全体で、温室効果ガス(GHG)排出量の削減に取り組んでいます。これには、エネルギー消費量を減らすとともに、再生可能エネルギーの導入を進めることが必要です。
欧州の生産拠点では、すでに100%再生可能エネルギー化を達成。2024年までにはグループ全体の導入率を60%とし、2030年までに事業で使用する電力を100%再生可能エネルギーに転換することを目指しています。

社員がそれぞれのやりたいことに取り組めるように、職場ではバックアップ体制を準備しています。

本人コメント

「やりたい」と言ったことができる環境づくり
それが「賭ける」ということなのかも

「人に賭ける会社」か?と問われると、私自身はよく分かりませんが、やりたいことはできる会社だと思います。やりたいと言えば、その本人が成長できるように、仕事がスムーズに進められるよう上司や周囲が協力してくれます。そういったサポートは手厚い会社かな。
私自身、やりたいと言ってやれなかったことはありません。希望することに取り組むことができて、とてもいい環境だと思っています。

関連記事
Related Articles